内窓に入るガラスの重さ
「内窓のガラスってどれくらいの重さなの?」とよくお客様からお問い合わせいただきます。ガラスの比重は決まっていますので、縦横のサイズがわかればおよその重さを計算することができます。
まずはお引取り時の参考に梱包の様子、および内窓の形状をご覧ください。
内窓の梱包形状
DIYで内窓を設置していただくときは、内窓商品は宅配便やメーカー便等でお届けし、玄関先にてお渡し完了となります。そこから実際に取付けるお部屋まではお客様に運んで頂くことになります。
通常、2枚引違い窓のガラス障子は下図のように分割されており、それぞれ1枚ずつ梱包されています。(小さいサイズのものは2枚一緒に梱包する場合もあります)
配送時、宅配会社やメーカー便スタッフがトラックからの上げ下ろしをするので、男性一人で運んで頂ける形に梱包しています。
ただ、それでもお客様には慣れない重さかと思いますので、実際に運ぶ際はどなたかお手伝いの方と一緒に運んで頂いたほうが安全です。
ガラスの重さを計算
ガラス障子の重さを計算する式があります。ここに寸法を当てはめると、ガラス障子の重さが大体わかります。
窓の縦寸(m)×横寸(m)×2.5×ガラスの厚み(mm)=ガラスの重さ(kg)
2.5というのはガラスの比重です。
例えば、縦1,800mm×横2,000mmの2枚引違い窓で、透明ペアガラスを用いる場合
寸法はmに直すと縦が1.8m、横が2mになります。またペアガラスは3mm厚のガラスを2枚セットで使用していますので、ガラスの厚みは3mm+3mmで6になります。
1.8×2×2.5×6という式になりますね。
計算すると「54kg」となり、これが窓に入るガラス全体の重さになります。
2枚引違いの場合ガラス障子は2枚あるため2で割ります。すると片方のガラス障子は「27kg」となります。(4枚建ての場合は4で割ると1枚あたりの重さが出ます)
上記のサイズの窓は、障子1枚が27キロあります。(※内窓の障子はガラスだけでなく、「かまち」という障子枠も一緒にくっついていますのでこの計算結果よりやや重くなりますが、おおよその重さとお考えください。)
ご注文いただく際、重さが気になる場合はこの計算式を使ってみてください!
運搬時には十分ご注意下さい
このように、ガラスは掃き出し窓のように大きいものになると非常に重くなります。運搬の際ガラスの破損やお怪我のないよう、十分にご注意頂ければと思います。
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