リクシルの内窓インプラスをお使い頂くにあたり、設置後のご注意や、起こりうる現象などについてご案内いたします。
インプラス取付け時の外部サッシの結露について
室内の状態によっては、インプラスを取付けても外部サッシ(外窓)に結露が発生することがあります。
室内の湿気を含んだ空気がインプラスと外部サッシの間に閉じ込められて、冷やされた外部サッシ側に結露が発生する場合があります。窓の不具合ではないことをご了承ください。
ガラスの熱割れについて
窓にはめ込まれたガラスに太陽光があたり、その熱でごく稀に割れることがあります。この現象が「熱割れ」です。ガラスは熱によって膨張する性質があるため、太陽光のあたるガラス中央部と光のあたらない周辺部の温度差により熱膨張差が生じます。この熱膨張差がガラス自体の強度を超えると、ガラスの割れが発生します。単板ガラス、ペアガラスなどどのようなガラスでも、温度差が大きくなると割れが発生します。
熱割れを予防するために、以下の点にご注意下さい。
- 熱割れの防止
・カーテンやブラインド等の遮蔽物を、ガラス面に密着させないで下さい。
・座ぶとんや置物などを、ガラス面に立てかけないで下さい。
・冷暖房の吹き出し空気や熱を、直接ガラスに当てないで下さい。
・ガラス面に紙やフィルムを貼ったり、ペンキを塗らないで下さい。
・室内側に熱だまりを作らないようにしましょう。
樹脂表面のべたつきや白い粉状のものの発生について
使用状態によっては、まれにインプラスの樹脂表面にべたつきや白い粉状のものが発生することがあります。気になる場合は、以下のいずれかの清掃を行ってください。
・エタノールを含んだウェットシートで拭き取る。（※酸性・アルカリ性のウェットシートは使用しないでください）
・十分に水を含ませたぞうきんで拭いた後、乾いたぞうきんで水分を拭き取る。
べたつきや白い粉状のものは、人体には無害な成分です。窓の不具合ではないことをご了承ください。
樹脂形材の変色・変形・収縮について
内窓と外窓を長時間閉めた状態にしておくと、外部環境によっては内窓と外窓の間の空間が高温になる場合がありますので、少し開けて換気を行ってください。
内窓と外窓の間の空間が高温になることで起こりうる現象
・樹脂形材の変形
・樹脂形材の収縮
・樹脂形材の変色
弊社にてご購入いただいたインプラスにもしこのような現象が表れたら、一度お問い合わせください。その際、起きた現象のお写真を送っていただければスムーズです。
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