クレセントを調整する際、また日頃お使い頂いている時に、クレセント錠が引っかかってしまい動かなくなることがあります。
クレセント錠の仕組みと、引っかかった時の解除の仕方をご説明します。
インプラス クレセント錠の仕組み
クレセントを止めるネジのカバーを上下とも開けた状態です。
しかし調整のため動かしているうちにトリガーがクレセント受けのツメに引っかかってしまう場合があります。
こうなってしまうと、クレセントの部分が全く動かなくなってしまいます。
この場合は、クレセントそのものを外す必要があります。
調整手順
トリガーがツメを噛んでしまい、動かなくなった状態を調整する手順になります。
インプラスご使用中に「鍵がかからなくなった・動かなくなった」とお困りの際は、こちらをご参考に調整ください。
クレセントの取り付けネジを上下一度に外してしまうと、再度取りつけができなくなります。
外す手順にご注意下さい。
①上下のネジカバーを開けて上のネジを外す
②下ネジをゆるめてください
上ネジを外したら、次は下ネジをゆるめます。
下ネジが止まっている状態だと、クレセントは動きません。
ネジが外れてしまわないよう気をつけながら下ネジをゆるめてください。
下ネジをゆるめることで、クレセントを動かすゆとりを作ります。
※ご注意ください※
下ネジは外さず、必ずゆるめるだけにしてください。
【下ネジはなぜゆるめるだけにするの?】
通常クレセントは、カマチ(ガラス障子を囲っている枠)内部の裏板にネジで止めつけられています。 上下のネジを一度に外すと、この裏板がカマチの中で落下してしまいます。そうなるとクレセント自体がネジ止めできなくなります。
クレセントを動かす時は必ず上下どちらかのネジをつけたままにします。
③クレセント本体を動かします
この丸みにトリガーを沿わせる感じで少し斜めにひねって滑らせるとクレセント受けから本体が離れます。
④ネジを止め直す
ネジを締め、カバーを閉じれば完了です。
調整方法はこちらから