電気代、どんどん上がりますね。
照明をまめに消したり、冷蔵庫を素早くしめたり、涙ぐましい努力ではもはやカバーできません。
薄々気が付いていたけど結局は電気代の中に占める割合がぶっちぎりで高い「エアコンの冷暖房費」をどうにかしないとね。
そもそも電気代の節約ってエアコン代の節約とほとんど同じ意味じゃない?
普通、エアコン代を「削る」となると方法としては、「エアコンを付けない」か「設定温度を手加減」するのどちらかですよね。
何もせずにこれを実行すると代償として生活から「快適さ」が失われます。
必要なものは忍耐。
これは出来る限り避けたいですよね。
ここで当ショップとしては第三の選択肢を提案します。
それは「エアコンで温める(あるいは冷やす)空間を小さくする」です。
具体的には、使っていない空間を「仕切る」のです。
例をあげましょう。
まずこの部屋をご覧ください。
内窓間仕切り施工前
よくあるLDK的な空間です。
この部屋、実は手前のダイニング(10畳)は使っておりません。
食事や団らんの場はもっぱらリビングです。
使っていない部屋をわざわざ暖めたり冷やしたり必要はないですよね。
地球にもお財布にもやさしくないので今回はここを仕切ることにしました。
ここが、和室であれば襖(ふすま)とかで仕切るんでしょうけど、あいにく洋寄りのテイストでまとめたので襖は使えません。
皆さんならどうしますか?
私はここに内窓で間仕切りを作りました。
写真を撮るのを忘れてしまったので完成図のみ紹介します。
どうですか?
そんな悪くないでしょう?
間仕切りを全部透明なガラスで作ると、ガラス戸が開いているか閉っているかわからずに、突っ込んじゃうだろうから
下に5㎜厚の合板に3mm厚の置き敷きの塩ビフロアを貼ったものをガラス障子の下の段に入れて、木製の引戸のようにしてみました。
さらにガラスと合板の間の帯には鋳物のハンドルを付けてみました。
これはただの趣味です。
人が毎日踏む下レールはインプラスのオプションのアルミレールを採用しました。
※アルミレール下の樹脂枠は邪魔なので外しました。
空間が三分の一になったことで、エアコン効率が格段に上がりました。
リビングとダイニングで温度差が結構あるけど、ダイニング側は使ってないから特に気になりません。
電気代はトータルで2~3割程安くなりました。
間取りや家族構成によって、この間仕切り作戦が出来ない場合も多分にあるとは思いますが、もしも条件が一致したら是非お試しあれ。