お客様各位
平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
現在行われております経済産業省と環境省合同の「令和5年 先進的窓リノベ事業」についてご報告致します。
お陰様を持ちまして本年度の補助金申請については、弊社では1,000件を超す申請を受け付けましたが、
なんとか全ての現場のスケジュールが確定し、申請を終える目途が立ちました。
お客様におかれましては、すみやかな補助金申請にご協力いただきまことにありがとうございました。
さて、本年度の先進的窓リノベ事業の予算につきましては、2023年10月24日時点で
残り約272億円程となっており、令和5年度先進的窓リノベ事業は弊社の当初の見立て通り「予算未消化」で終了する見込みです。
この見通しは2大サッシメーカーより提供された現在の受注残(注文を受けて出荷待ちとなっている数量)と
受注の勢いを裏付けとしております。
弊社が本年度の補助金が未消化で終了すると考えている理由は、概ね過去に弊社より発した見解通りではございますが、それに加え、既に「次年度の補助金制度の実施」が確実視されていることが、未消化を決定的にしております。
元請け業者(売り手)、お客様(買い手)ともに、残りの申請期間が短くなった現状で、あえて打ち切りのリスクを冒す合理的な理由はありません。
内窓2大メーカーの製造能力は、直近の9月度で2社合計で約21万窓/月まで上昇し、制度開始直後の倍以上にまで伸長致しました。
それに伴い、2大メーカーに限って言えば内窓の製造納期の遅延は概ね解消致しました。
しかし内窓の製造納期に少しの余裕が出来たとは言え、本制度は2023年12月末までの工事完了が条件となっております。
万が一施工ミス等があれば、申請期間内の完工が危ぶまれるタイミングであることには間違いありません。
これにより現在は主に、元請け業者側のリスク回避としての「売り控え」が顕著になっております。
またこの状況下で売り手側が、買い手側の注文を断る際に伝える「本年度の補助金には間に合わない可能性が高い」という言葉が、ネット上で独り歩きをして他のお客様の「買い控え」を助長しております。
この流れが本年度の補助金の予算未消化での終了を決定づけております。
対象エリアにお住まいの以下のお客様に限り、11月上旬まで状況や条件に応じて個別に対応をさせていただきます。
<現場調査が完了しているお客様>
<これから現場調査を行うお客様>
※戸建住宅のみ受付となります。
弊社は当該補助金制度の推進者として、出来るだけ多くのお客様にこの制度をご利用いただけるよう、
お客様の申請を最優先に、現場調査や工事のスケジュールを組み立てて参りました。
まことに恐れ入りますが、11月の中旬以降は、今まで後回しにしておりました、弊社従業員の自宅及び親族宅、
または弊社の関係者様宅の現場調査と工事に充てさせていただく所存です。
何卒ご理解くださいますよう宜しくお願い致します。
地域限定内窓工事受付再開エリア
※上図以外の地域については10/24現在、受付再開の予定はございません。