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内窓マメ知識

ツインカーボ製自作内窓とインプラスのメリットとデメリット

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「結露を減らし、寒さを抑える」という効果は、ツインカーボを使った自作の内窓もインプラスも共通です。上の図のように、どちらも窓の室内側に新しい窓を1つ作って断熱性能を高めるという方法は変わりません。「インプラスは値段が高いから自作しようか…」とお考えの方や、「自作の内窓には本当に効果はあるのかな」と気になっている方がいらっしゃるかと思います。自作内窓とインプラスにそれぞれどんなメリットやデメリットがあるかをご案内します。

今回比較する内窓

ツインカーボ自作内窓

アクリサンデー エコな簡易内窓キット

自作内窓の断面図 フレームをつけた面材を上下のレールにはめ込む

ツインカーボとフレームパーツを使って取り付ける内窓が「自作内窓」です。(ツインカーボについて詳しくはこちら
フレームパーツ自体は安価で軽量であり、ホームセンターですべて材料を集めることができます。必要なパーツ一式をセットにしたものと、パーツごとにバラ売りしているものがあります。面材は4mm厚のツインカーボを使用するため、断熱の機能がメインになります。遮熱や紫外線カットなどの効果はありません。

インプラス

今ある窓の内側に新しい窓をもう一つ設置します

「インプラス」は、建材メーカー、リクシル社製の内窓です。(インプラスについて詳しくはこちら

インプラスは、用途に応じて様々なガラスを組み込むことができます。選択するガラスによって、断熱だけでなく遮熱や防音、目隠し、UVカットなど、様々な効果を得られます。

自作内窓のメリットとデメリット

自作内窓のメリット

コスト
自作内窓はコストが安いところが一番のメリットです。幅1,500mm×高さ900mmのサイズの腰窓1カ所につき10,000円前後で設置可能です。(フレームセット+ツインカーボを使用した場合)

手軽に入手できる
フレームなどの材料はホームセンターやネット通販で購入できます。部材も軽量なため手軽に作ることができます。

取付の簡便さ
取り付けは両面テープでOKです。跡を残さず取り付けられるため、原状復帰が条件の賃貸物件でも使用可能です。浴室やキッチンの窓にも穴を開けずに気軽に使え、付ける場所をあまり選びません。窓枠に約30~40mmの奥行きがあれば取付可能です。

自作内窓のデメリット

製作にかかる手間
面材のツインカーボは規格サイズで販売しているため、内窓に使うためには窓のサイズに合わせてカットする必要があります。最初の製作時や、面材の交換時も同じ手間がかかります。

ポリカは表面が硬いため、切りにくい素材です。何度も切れ目を入れて少しずつ切っていく必要があります。

強度
ツインカーボは立てた状態のままだと次第にたわみが出てきます。そのため面材の合わせ目などに隙間ができると密閉性が無くなり、断熱性能が急激に低下します。長期的に使用する場合は随時補強部材を追加したり、面材を取り替えたりする必要があります。
また自作内窓のフレームは薄いプラスチック素材のため熱や紫外線に弱く、直射日光に当て続けると大きく歪んだり劣化することがあります。

機能が単一
ツインカーボを面材とする自作内窓は、断熱以外の機能はありません。ツインカーボ自体の断熱性能は悪くはありませんが、結露が特にひどい場合は自作内窓だけでは対策しきれないことがあります。

見た目
つけたときの見た目については、枠が薄手のプラスチックなので、やや安っぽく見えます。枠のカラーはメーカーによって一部異なりますが、ほとんどがブラウン、ホワイト、木目のいずれかです。

インプラスのメリットとデメリット

インプラスのメリット

DIYも可能
インプラスは初心者の方でもDIYで簡単に取り付け可能です。窓のサイズに合わせて注文できるので、届いたものをそのまま取り付けられます。

多様な機能と長期の安心
ガラスによって内窓の機能を変えられるところが魅力です。断熱、防露、防音、遮熱、目隠し、和室用など、いろいろな種類のガラスが選択できます。またペアガラスには10年の性能保証があるため、長期に渡り安心して使うことが出来ます。
建材メーカーが作る内窓は開け閉めを前提とした「建具」としてしっかり作られているので、高い性能が得られ、半永久的に使用可能です。

見た目
インプラスは窓のタイプやカラーの選択肢も多く、今ある窓に合わせて製作できるため、見た目も美しく仕上がります。

木目と単色の計6色。インテリアに合わせて選べます。

様々な場所に対応できるよう、各種窓タイプが揃っています。

インプラスのデメリット

コスト
デメリットとして、まずコスト面が挙げられます。幅1,500mm×高さ900mmのサイズの腰窓に「高断熱ペアガラス」のインプラスをDIYで設置する場合、1窓につき35,000円程かかります。

重量がある
ペアガラスや合わせガラスは重量がかなりあるため、運ぶ際にも注意が必要です。一人では持ち運びが難しいこともあります。(掃き出しサイズの2枚引き違い窓だと、ガラス障子1枚の重さが25キロほどになります。)

取付け条件がある
インプラスの設置には70mmの奥行きが必要であることなど、取り付けの前提条件がいくつかあるため、今ある窓の形や窓まわりの状態によっては取り付けができない場合があります。

まとめ

冒頭で申し上げた通り、自作内窓もインプラスも、新しい窓を1枚設置することで結露を防ぎ、断熱するための商品です。ごく一時的な寒さしのぎで構わないという時は自作内窓を採用して全く問題はありません。

しかし、「自作内窓をつけたけれど、結露が止まらないのでインプラスをつけたい」というご要望を頂くこともあります。結露の程度によっては、自作内窓の性能では足りない場合もあるのです。

インプラスを設置した後に「もっと早くつければよかった」というお客様の声を多くいただきます。これは、やはり「コストがかかるから設置を躊躇していたけれど、実際につけてみたらコストに見合う効果があった、もしくは予想よりもよかった」というご意見だと思います。

長期の使用を見据えれば、たとえ初期コストがかかったとしても、高性能でしっかりしたメーカー製内窓のインプラスをつけたほうが先々のメリットは大きく、満足度も高いかと思います。内窓をご検討中であれば、ぜひインプラスのお取り付けをオススメします。

 

 

 

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